Testifly は、URL から Web アプリの操作フローを把握し、デプロイごとにエンドツーエンドテストを実行する自律型 AI QA ツールです。
動いている Web アプリを渡すと、実在するフローをたどり、先にスクリプトを書かなくてもテストを作ります。失敗したときはセッション動画と原因の説明が残ります。
主な機能と用途
動いているアプリからフローを拾う
渡すのはアプリの URL です。ログインの先にあるフローには、ログイン用の資格情報も渡します。Testifly は実物の製品を探索し、登録や購入のようなフローを拾います。FAQ には、テストケース、セレクタ、依頼文を書かなくてよいとあります。
デプロイ時とスケジュールで実行する
拾ったフローはデプロイごと、およびスケジュールで実行できます。Test Execution API から CI にもつなげます。Starter は実行環境が 1 つ、Growth は 3 つ、Business は環境数の上限なしと書かれています。失敗した実行にはセッション動画と原因分析が残り、本物のリグレッションと、UI が変わったためだけに落ちたテストを分けようとします。
製品が変わってもテストを合わせる
画面が変わった場合、Testifly は自己修復を、壊れたセレクタやフローの更新として説明しています。機能の振る舞いが変わった場合は、関連するテストを更新します。Growth 以上には、変更がどのフローに影響するかを示すブラスト半径と、Jira、Linear、Notion、Slack への報告があります。Ask Tessa は、そのプロジェクトを踏まえて質問、テストの下書き、課題の関連付けに使うチャットです。
使い方
- メールアドレスとパスワードでアカウントを作ります。試用にカードは不要です。
- Web アプリの URL を入力します。ログインが必要なら、パスワード、ソーシャルログイン、マジックリンク、または製品が対応すると書いている方法を渡します。
- 探索がフローを拾い、テストを始めます。FAQ では結果がおよそ 15 分で戻るとされています。料金ページは、接続そのものをおよそ 2 分と書いています。
- 失敗、セッション動画、原因を確認します。CI には Test Execution API を使います。Growth または Business では Jira、Linear、Notion、Slack を接続します。
向いている人と選び方
Testifly は、Web アプリのエンドツーエンドな確認が必要で、専任の QA がいない小さなチーム向けです。FAQ はその範囲をおよそ 1 人から 5 人と書いています。届かない対象や、手書きの Playwright、Cypress、Selenium を唯一の正とする使い方には向きません。それらのフレームワークは、今もエンジニアがスクリプトを書き、維持します。
先に二つ確認してください。URL は Testifly から到達できる必要があります。ボット対策がある場合は、IP の許可が必要になることがあります。ホームページは VPN の内側にあるアプリも別ケースとして挙げています。
料金・利用方法・制限
試用のあと、継続的なライブテストは有料です。無料の Discovery は 30 日間で、カードは不要です。料金ページの Discovery は、1 プロジェクト、公開中の 3 機能に対する 30 件の自動テスト、月 4,500 回の実行、10 スイート、150 通のメールレポート、Tessa 100 セッション、ブラスト半径 100 セッションです。30 日目には、その 3 機能のライブテストがプランを有効にするまで止まります。保存済みの内容は残ります。
Starter は月 29 ドルです。自動テスト 50 件、実行 5,000 回、1 プロジェクト、ユーザー数無制限、メールサポート、CI/CD、API が含まれます。ブラスト半径、Jira / Linear / Notion / Slack 連携、オンプレミス実行は含まれません。
Growth は月 89 ドルです。テスト 225 件、実行 50,000 回、環境 3 つ、ブラスト半径、上記の連携、オンプレミス実行、優先サポートが含まれます。
Business は月 249 ドルです。テスト 750 件、実行 200,000 回、プロジェクト 2 つです。
Enterprise は個別見積もりで、上限、専用サポート、契約条件を個別に決めます。年払いは 20% 引きと書かれています。別製品、ステージング、顧客サイトはそれぞれ別プロジェクトです。
テスト用パスワードは、Testifly のデータベースに平文では置かれません。ホームページには、秘密ごとにプロジェクト固有の鍵で AES-256-GCM 暗号化し、さらに Azure Key Vault で暗号化し、ログインに必要な間だけメモリ上で復号するとあります。ログにも残さず、再表示もしません。
よくある質問
テストコードを書く必要がありますか?
いいえ。渡すのは URL です。Testifly がフローを見つけ、エンドツーエンドテストを作ります。セレクタの維持は不要です。
30 日の試用が終わるとどうなりますか?
Discovery で有効だった 3 機能のライブテストは、購読するまで止まります。カバレッジマップと、すでに作られたテストはそのまま残ります。
結果はどのツールへ送れますか?
どのプランでも Test Execution API から実行を起動できます。Jira、Linear、Notion、Slack は Growth と Business に含まれ、Starter にはありません。
テスト用パスワードはどこに保存されますか?
暗号化され、Azure Key Vault を経て保存され、ログイン時だけメモリ上で復号されます。Testifly は、ログに残さず、再表示もしないと書いています。
複数の製品を同時にテストできますか?
Starter と Growth は 1 プロジェクト、Business は 2 プロジェクト、Enterprise は別枠です。二つ目の製品や顧客サイトは別プロジェクトになります。


